2021/02/16

音楽でコミュニケーション!

 2月6日(土)・7日(日)の2日間、教育事業「うき・わくビート!音楽セッション in AWAJI」を実施しました。

 みなさん、「カホン」という楽器をご存知ですか?ペルー発祥の打楽器で、木製の箱の一面に穴が空いた見た目をしています。叩くと音が鳴るので一見演奏は簡単なのですが…プロから教わるとこれが中々奥深いんです。

 参加者のみなさんには、午前中に親子で力を合わせてカホンを作るところから始めていただきました。講師は、楽器作りのプロのもじゃさん・カンカンさん・えのちゃんの3名。材料の木板を釘を使って固定していきます。初めて釘打ちを体験する子どもも多く、始めは恐る恐る金づちを使っていました。徐々にコツを掴んでくると、会場は力強く釘を打つ音で大合唱に!思い思いに絵付けをすると、世界に1台だけのカホンが出来上がりました。

 午後からは、作ったカホンの演奏方法を教えていただきました。講師は、プロミュージシャンの冨士さん・阪上さん・堀口さん・小野田さんの4名。カホンって叩く場所によって、ドラムのように音を使い分けられるんです。様々な叩き方やリズムを楽しく練習して、それを組み合わせてみると…あら不思議!プロミュージシャンの演奏とセッションが出来てしまいました。みんなとリズムを合わせたり、ビートにのったり、音楽を通して会場が1つになったように感じました。

 1日の最後には、プロミュージシャンのライブを堪能していただきました。参加者のみなさんが知っている曲ばかりで、聞き入っているとあっという間の30分間でした。コロナ禍でなかなか生の演奏に触れる機会がないため、貴重かつ贅沢な時間となりました。

※6日のライブの様子はYoutubeでご覧いただけます。https://www.youtube.com/channel/UCDiotfwWZvv4PCg7N9oQ-qQ/featured

新型コロナウイルス感染拡大により、言葉や身体接触をともなうコミュニケーションが制限されたり、学校行事や地域のイベントが減少したりと、残念ながら体験の場が減ってしまっています。そんな中、コロナ禍でも安全に楽しめるコミュニケーションの方法を考え、うきうき・わくわくできる「音楽づくしの1日」を計画しました。コロナ禍において、改めて音楽のもつ力を感じた2日間でした。

(一夜明けても何だか手が痛痒かった)のはら