毎年恒例人気イベントのむしむしキャンプは先月、盛況のうちに終わりましたが、昨日海岸近くで、なかなかのサイズ(2.5センチほど)のこんな虫を見つけました。
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カラフルな背中の模様、光沢ピンクのおなか、タマムシにも匹敵するきらびやかさに、私が過去に沖縄で勤務していたときに、森でよく見かけた亜熱帯系のカメムシかと、色めき立ったのですが・・・。
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調べてみるとカメムシの仲間でオオキンカメムシというらしいです。サイズも大きく、歩くスピードがやたら速く、ピントが合わせ切れなかったのですが、派手な色使いは感じてもらえたでしょうか?虫が苦手な方にはごめんなさい。
熱帯アジアから日本にも生息し、アブラギリという日本海側に多い木の実を吸って幼虫が育つらしいです。福井県のアブラギリが多く茂る森の近くでも勤務していたことがあったのですが、そこではなぜかまったく見かけませんでした。季節ごとに数百キロも移動する種類だそうで、どこかへ移動中に運悪く私に見つかってしまったのでしょう。カメムシ特有のニオイも残さず、撮影後、あっという間に吹上浜の空高くに消えていきました。
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「昨日は季節外れのコクワガタも見つけた」うめさん