2月17日~19日に自然体験活動上級指導者(NEALインストラクター)養成事業を実施しました。
自然体験活動指導者とは、専門的な知識をもって自然体験活動の普及や進行に貢献する指導者のことです。
詳しくはこちら>>>https://neal.gr.jp/about.html
今回は上級指導者の資格を取得するために18名の参加者が集まりました。
<2月17日(月)>
講義「学校教育における体験活動」「自然体験活動の特質」
講師:大本 晋也(国立淡路青少年交流の家)
ワークショップを通して、現代の子どもたちの取り巻く課題や環境、体験活動の可能性や重要性を伝えました。その後、施設で取り組んでいる事業を紹介し、自然体験活動の特質について説明しました。
講義・演習「対象者理解」
講師:榎本 英樹氏(NPO法人生涯学習サポート兵庫)
遊びや経験談、ワークショップを通して、対象者への配慮や対応について学びました。後半は、身近な事例をもとに支援方法や支援グッズを考えました。
<2月18日(火)>
講義・実技「自然体験活動の安全管理」「自然体験活動の技術」
講師:三浦 正純氏(神戸市立自然の家)
安全管理の講義のあと、ダッチオーブンを使用した炊爨活動をしながら、自然体験活動の技術や安全管理を体験的に学びました。その後、活動時のリスクを洗い出し、一緒に活動するリーダーにインストラクターとして、どうリスクを伝えればよいかを考えました。
講義「自然体験活動の企画・運営①②」
講師:西村 典芳氏(神戸山手大学)
自然体験活動の企画の考え方について講義を受けたあと、1人1本の企画作りにチャレンジしました。
<2月19日(水)>
講義「自然体験活動の企画・運営③」「自然体験活動の指導」
講師:西村 典芳氏(神戸山手大学)
三浦 正純氏(神戸市立自然の家)
前日から作成している企画について講師と面談し、フィードバックを受けました。なかなか考えが上手くまとまらず、苦労する参加者もいましたが、最後にはなんとか作り上げ、お互いに発表し合いました。
たくさんの学び、気づき、そして刺激がある3日間となりました。
ご協力いただきました講師の皆様、参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
山﨑