みなさんは「ゼロ・ウェイスト」という言葉を知っていますか。
恥ずかしながら、つい先日まで私はこの言葉を知りませんでした。
意味は、「無駄、浪費、ゴミ」などを無くすという意味、または、そもそもゴミを生み出さないようにしようという考え方のことです。
「環境問題」と「ゴミ」は切っても切り離せない関係にあると思いますが、ゴミが環境に及ぼす影響は、「処分(焼却)する際にCO₂が発生する」「最終処分場の不足または土壌汚染」「そもそも新しいものを生み出す際に多大なエネルギーを必要とする」など多岐にわたります。
そこで、できるだけゴミを出さない生活にチャレンジしてみました。
まずは、消耗品の使用制限です。
いざ自分の生活を振り返ってみると、サランラップにビニール袋、ティッシュペーパーにペットボトル・・・。多くの「モノ」を使い捨てていることがわかりました。
とりあえずやってみることが大切と思い、サランラップやビニール袋を買わなくなり、今までティッシュで拭いていたような汚れなどは手拭いで拭うようにし、ペットボトルは全く買わなくしてみました。
すると、意外と不便を感じないことに気が付きました。
「どちらでもいいならこのままいこう!」と思い、現在進行形でそんな生活を続けていますが、「やってみないとわからないこと」はまだまだあると感じるこの頃です。
その他にも家庭ごみの40%を占めると言われている「生ごみ」にもコンポストという手段で削減チャレンジをしたりもしていますが、それはまたの機会にご報告できればと思います。
そもそも私たちが「消費者」と言われ始めたのも、こんな生活が当たり前になったからではないでしょうか。「消費者」ではなく「購入者※」と呼んでもらえるように、今後も頑張っていきたいと思います。
※ここでいう購入者とは、「モノ」を消費することをできる限り抑えて、長く使うことを前提に購入する人のことを指しています。