2022/12/18

アニマシオンを用いた「絵本の読み聞かせ教室」を開催しました

12月18日(日)、アニマシオンを用いた「絵本の読み聞かせ教室」を開催し、22名の方が参加してくださいました。

 講師を務めていただいた廣澤貴理子様は絵本専門士であり、徳島県内の園児から大人まで幅広い年代の方々にアニマシオンを用いた絵本の読み聞かせ活動を多数実施しています。

 まずはアニマシオンについて廣澤先生から講義を行っていただいた後、実際に絵本を用いてアニマシオンのワークショップを体験しました。

タイトルを隠した絵本を読み、そのタイトルを当てたり、絵本の表紙、背表紙、裏表紙から絵本の内容を想像したりと、参加者の方々は楽しく絵本と向き合っていました。

次は、参加者の方々がそれぞれの活動で、アニマシオンを用いた絵本の読み聞かせを行えるよう、

廣澤先生から指導方法のポイント等を具体例を挙げながら教えていただきました。

 最後には、絵本「仔牛の春」を用いてアニマシオンを体験しました。

これはこの絵本の18からなる構成ごとに担当を割り振り、読み合う一体感を感じるアニマシオンです。

担当する人ごとの個性が出ており、全体を俯瞰すると映像で物語が入ってくるように感じました。

 最初は「アニマシオンって何?」と疑問を抱いていた方が多かったですが、実際にグループワークを通じて体感、体験することでアニマシオンという読書の手法を学ぶことができました。

 また普段絵本の読み聞かせを行っている方同士の交流の場にもなり、楽しく交流をされているのが印象的でした。参加者からは「3時間では足りない。もっと学びたい」、「また開催してほしい」という声が挙がっていました。

 ご指導いただいた廣澤先生、そしてご参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!

絵本の読み聞かせ教室担当:中村・小林